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【実績紹介】調布ゼミのM.T.さんの場合 公開しました!

【実績紹介】「M.T.さんの場合」(調布ゼミ)

 

M.T.さんには中学受験の指導で家庭教師で出会いました。礼儀正しく聡明な印象でした。バイオリンも習っている音楽家。理解力は当初からすごく、国語の文章読解は何もせずとも満点近い出来でした。四谷の教材をメインに算数のレベルアップを主な目標に取り組む方針でした。

 

ところが・・・トイレに立ったらしばらく帰ってこない、訪問日に自宅にいない、出した宿題を忘れる、ということが続き、コンスタントに進めるということが困難でした。通塾に切り替えたら少し落ち着いて取り組めるようになりましたが、お母様との関係がスムーズではなく、たびたびお二人それぞれから相談を受けていました。直前期にはかなりの集中を見せ、もともとの素質もあり、近隣の音大の附属校に合格しました。

 

中学進学後、一旦離れて再開したのは、高校の時。学校の定期テストや課題が良くなく、もともと課題を期日通りに提出するようなことが苦手で、進学が危ういという状態でした。編入先を探して受験対策。あとがないと分かると強いので、難なく突破しました。

 

再びお会いした時には高校3年生の時。医学部を目指したいとのことで、きっちりプランを立てたのですが、プラン通りには全く行かず、休みがちになり、また心理状態も安定せず警察や学校から塾に連絡が入ることもしばしばでした。そのまま自然消滅となりました。

 

彼女の場合、ADHDの診断も受けており、その傾向が典型的でした。学習も衝動的で過集中な面があり、『おもしろい』と思ったこと(特に生物分野でそうでした)はかなり高度なことまで調べ上げていました。一方で英単語のような単純な暗記作業はとても苦手でやろうとしませんでした。母子の関係の困難さ、自己肯定感の低さなど大変な要因も抱えていて生きづらさのある生徒でした。自身の「活きる」道を見つけて等身大の自分を愛せるような人生を歩んでいかれるとよいなと思います。  

 

・合格校:桐朋学園女子中 → 関東国際高校 →?

 

役に立つ勉強方法:

機械的な反復学習を避け、本人の興味をなるべく尊重して、応用問題にどんどん挑戦してみる。

 

YouTube動画はこちら  → https://youtu.be/gjYMNGa53EM?si=m4oCsFteG2o7FXox