時間:計75分
得点配分:? 日本史は計60点
設問形式:
大問4つ。古代、中世、近世、近現代からそれぞれ1問ずつ。すべて記述。
各大問は1~3問の小問から構成されます。字数は30字~180字。試験全体で600~700字程度。4~5つの文章、あるいは史料、関係資料が提示されて、それらを読み参考にして設問に答えます。
傾向:・提示された文章、史料、資料の中から、設問に答えるのにふさわしい箇所を取り出して論理的に答えます。
・知識の内容を答える必要と、提示の情報から「合理的に」推論して答える必要があります。
・必ずしも通常教科書で学ぶ事項通りのことではなく、むしろその基本事項から漏れたところ、あるいは新しくわかる事実を発見させるスタイル。大変高度な、本質的な作業です。
方法:・①設問の要求を事項ごとに分けて論点とします。リード文がある場合はそこにも書いてあります。
・②文章、史料、資料の中から論点に該当して論ずるテーマに合っている個所をピックアップします。
・③②からわかる事を、設問の要求に答える形で述べます。この際歴史的な背景知識や、その流れとの整合性に気を付けます。これらを想起しながら、必要であれば想起できる知識を盛り込みます。
「他言無用の最終兵器」:
・不明確なことは書かない。与えられた情報からわかる事、想起できる事項から考えられることを書いて逃げ切る!(想起するために、年号からそのころの事項を思い出せる必要があります)。