時間:文系40分 理系50分
得点配分:? 文系 ?点/120点 理系 ?点/80点
設問形式
(2022年度):論説 鵜飼哲 「ナショナリズム、その<彼方>への隘路」
(一) 傍線部は「どういうことか、説明せよ。」
(二) 傍線部は「どういうことか、説明せよ。」
(三) 傍線部は「どういうことか、説明せよ。」
(四) 傍線部は「どういうことか、本文全体の趣旨を踏まえて説明せよ。」
100字以上120字以内
(五) 漢字の書き取り 小問3題
(2021年度):論説 松嶋健 「ケアと共同性-個人主義を超えて」
(2020年度):論説 小坂井俊晶 「『神の亡霊』6 近代の原罪」
傾向:・文系と理系全く同じ問題です。
・傍線の部分を、かみ砕いて説明します。論の前後から、筆者の述べている内容は何のことを言っているのか説明します。
・「この部分のことを、こういう理由で、こう言っているんだな」、という理解を記述します。
・漢字は平易です。
対策:・①傍線部の日本語を、すべてその内容が分かるように置き換えます。
②筆者がどう考えて、どう述べているのかを考えます。「AだからB」の論理関係が理解できるかどうかが勝負です。
③(四)は論の全体の中のどの部分のことを言っているのかを把握します。
「他言無用の最終兵器」
:記述の自由度が高いように感じさせ、何を書けばいいのか戸惑います。「どこを書けばよいのか」ではなく、「盛り込む必要性があるのはどこの部分か」を考えます。その傍線部分をスラッシュで切って部分に分け、その部分部分が何を言っているのかを中学生に説明するつもりで本文から適当な部分を切り取りながらメモし、つなげていきましょう。