時間:10分(標準は14分です)
得点配分:16点/100点
設問形式:
ダブルパッセージと図・表を読み解く、小問は5題。
傾向:
・毎年、2人の登場人物による会話(文章の送りあい)です。また、会話の内容はジャンルの統一がなく、年度により違います。
・会話の内容は必ず、グラフや図表をもとに行われています。
・ダブルパッセージならではの、両方の文章の共通点、または相違点をきいてくる問があります。
方法:
・一般試験と同じで、問題を読んでから「聞かれる個所」を意識し、文章を読むようにしましょう。 共通テストは単語自体、一般の試験に比べ難しくない基本的な単語で書かれていますが、時間がありません。また、設問は主語の指定があるため「どっちのことを聞いているのか」に注意!
・年度にもよるが、登場人物の文の段落数が同じ場合が多いと思います。その時、そのパラグラフがそれぞれ相手のパラグラフの内容と呼応するよう作られています。なので、文Aの1段落を読んだ次に、文Bの該当箇所(この場合1段落)を読み対の内容を探していくことができます。
・図表には必ず目を通すこと。 図表を見ないと解けない年があります。
「他言無用の最終兵器」:
・固有名詞や、ある人物に関わる単語はマーク!
(理由)ダブルパッセージの取り組みにくいところは、情報が読んでいくうちに整理できず文Aと文Bの内容が混ざってしまうところです。また、そういう共通点、相違点が問われやすいです。ですので、一方の人物の意見に特有の単語にマークし、選択肢で出てきたときにわかるように。また、その人物の意見に下線を引くなど、情報が混ざったとき一発で情報を振り返ることができるようにしましょう。