時間:2問で15分(全部で90分)
得点配分:英語は計60点
設問形式(2023年度):
Ⅶ
条件付き英作文。
出題方式は、日本語で与えられた文章を英訳させる問題。解答欄も小さく35ワード程度の分量です。解答欄は18.3cm×3行。
Ⅷ
自由英作文。
イラストを見て、自分の考えを書く。解答欄は18.3cm×9行。
傾向:
・2023年度は例年と異なり自由英作文に加え条件付き英作文が出題されました。
・Ⅷは2019年度から「イラストから自分の考えを書く形」に出題が変わりました。2019年度以前は棒グラフなどからの読み取りでした。
・Ⅶは解答欄も小さく普段している会話を英訳する形式ですが、Ⅷは抽象的なイラストが出題されています。
方法:
・難しい文法、単語を使わない!内容はもちろん、出題側しかわからないため、減点されるでしょう。なので、文法、単語のスペルミスで減点を抑え英作文の減点を抑えたほうがいいと思います。また、安易にbecauseなど接続詞を使わないこと。
・Ⅷの抽象的な絵は、隠れたテーマを見抜くことで内容に対する減点は防げます。
・指定語数がないため、解答欄いっぱいに自分の考えを書くようにしましょう。英語は日本語とは違い、相手に推測を要求しない言語です。なので、事細かに書かなければ、伝わりませんし、日本語の“感じ”でbecauseを使うと「繋がりがない」といわれるかもしれません。
「他言無用の最終兵器」:
・過去問の解答をよく読む。
(理由)前述したように、抽象的なイラストには必ずテーマが存在します。また、出題者の採点方法などを考えると、内容で点数をつけるには「読み取り、書いてほしいこと」があるはずです。テーマの考え方は独りよがりになりがちなので、新しい視点を取り入れていく必要があると思います。